2011〜2021年の間で、記憶に残った出来事

東日本大震災と直後に行われたヨーロッパ公演。

2011〜2021年の演奏会で、印象に残っているベスト3

《2017年10月 604回定期 エリシュカ最後の日本公演》　最後の公演と決まっている演奏会は初めてで、客席の雰囲気も印象的だった。曲目が『シェエラザード』だったこともあり、エリシュカさんとの物語が終わるのだな、と思うと感慨深かった。
《2018年10月 hitaruこけら落とし『アイーダ』》　札幌初のオペラ劇場で舞台もキャストも豪華だったので、演奏しながらとても感動した。これから新しい舞台文化の歴史がはじまることがとても嬉しかった。
《2011年欧州公演後の凱旋公演》　帰国後、札幌で迎えてくださったお客様がとても温かかったのが印象的だった。ヨーロッパ各地をまわり、改めてKitaraホールの素晴らしさや札響の音も変わった事を実感できた。

「還暦」となった札響の楽員として、これからこのようなオーケストラでありたい、このような楽団を目指したい、という自分なりの抱負

今までの先輩方が築いてこられた歴史や音楽を大切にしながら、新しいことにも挑戦し、お客様に喜んでいただけるオーケストラでありたい。そしてこれからも長く続くオーケストラであってほしいと思います。